24時間換気の花粉・PM2.5対策に効果的なフィルター

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

現在の新築マンションは、「24時間換気システム」が導入されています。

※「24時間換気」についての詳細を知りたい方はコチラの記事を参照して下さい。

24時間換気システムを1年間使用した感想

24時間換気システムはその性能として、2時間に1回家中の空気を全て入れ替えられるように設計されており、基本的にこのシステムを停止してはいけないことになっています。

これは、常時家の中に「外の空気」が流入し続けている事を意味します。

室内の空気が滞留することがないので、シックハウス症候群や室内で発生した湿気が残ってしまうことを防ぐことが出来るこの24時間換気。

しかし、外気が入ってくるという事は、外気に含まれる「花粉」や「PM2.5」などの有害物質も同時に取り込んでしまうことになります。

これを効果的に防ぐのが、24時間換気システムの給気口に設置する「フィルター」です。

今回は、花粉やPM2.5などの対策に特に効果的なフィルターを紹介します。

スポンサーリンク

我が家の24時間換気フィルターの歴史

入居当初から設置されていたフィルター

新築マンション入居時、予めフィルターは設置されていました。

1年くらいは何の疑問も持たずこのフィルターを使用しており、このフィルターは、マンション内で定期的に行われる販売会で購入していました。

しかしこのフィルター、推奨通りの使い方をしていても部屋の壁が薄ら汚れてくるという問題が発生。

使用を中止し、別のフィルターを探しました。

※このフィルターに関する詳細を知りたい方はコチラの記事をどうぞ。

24時間換気システムのフィルター掃除の方法

壁の汚れ対策として購入したフィルター

部屋の壁が汚れるのが嫌だったので、もっと良いフィルターはないものかと探しました。

そしていきついたのが、楽天市場などで購入出来る「使い捨てタイプ」のフィルター。

フィルターを使い捨てタイプに変更し、短いサイクルで交換するようにしてからは部屋の壁が汚れるという現象は一切発生しなくなりました。

そして今回紹介するフィルターは、使い捨てでありながらさらに高性能なフィルターの存在を追い求めた結果、見つけた商品です。

24時間換気の花粉・PM2.5対策用フィルター

花粉症や黄砂、その他有害物質によるアレルギーにお悩みの方は多いでしょう。

また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭などは、PM2.5などの危険な有害物質が室内に流入してくることは、何としても避けたいのではないかと思います。

そんな方は、24時間換気システムの給気口に高性能なフィルターを設置することをオススメします。

ぶっちゃけ価格は高くなっちゃうんですけどね~。

AT254吸着フィルター

「AT254吸着フィルター」・・・名前からして凄そう。

このフィルターは、「レンジフードフィルターのブレス」というお店で販売されているフィルターです。

AT254吸着フィルター

24時間換気の給気口に設置するフィルターとして非常に高性能なフィルターで、「レンジフードフィルターのブレス」のオリジナル製品です。

花粉などの汚染物質をブロックするのはもちろん、抗菌・防カビ・消臭効果も発揮する優れものです。

それではこのフィルターの特徴を紹介します。

AT254とは

「株式会社ブレス」が開発した「オールチタンAT254」のことで、254種類の菌に対して優れた抑止力を持つハイブリッド触媒。

このAT254を給気口のフィルターに含ませることにより、「抗菌・抗カビ」「抗ウイルス」「消臭」「有害物質の分解・除去」など、様々な効果を発揮します。

特殊吸着成分

さらにこのフィルターは、「AT254」による効果に加え、特殊吸着成分により、捕集効率を格段にアップさせています。

手で触ってもベトベトしない特殊な吸着成分で、「花粉」「黄砂」「粉じん」「ホコリ」などを強力に捕集!PM2.5と総称される、直径2.5㎛以下の微小粒子状物質にも対応しています。

給気口AT254吸着フィルターの購入方法

24時間換気のフィルターは種類が多いので、商品が羅列してあるだけのホームページのお店では非常に探しにくいのですが、「レンジフードフィルターのブレス」のホームページは簡単に目的の商品にたどりつけます。

2種類の方法で探すことが出来るのでそれぞれ紹介します。

(1)給気口の品番がわかる場合

自分の家に設置されている「給気口」の品番がわかる場合はこの品番からフィルターを探すのがわかりやすいです。

【1】お店のホームページへ行く

【2】左のサイドバーのメニューにある「給気口品番から探す」をクリック

出典:レンジフードフィルターのブレス

【3】給気口の品番の最初のアルファベットをクリックする

出典:レンジフードフィルターのブレス

【4】選んだアルファベットの品番の製品が並んでおり、その右横に該当するフィルターのリンクがあるのでクリック

出典:レンジフードフィルターのブレス

【5】商品購入ページに行ける

(2)給気口の品番がわからない場合

自分の家に設置されている「給気口」の品番がわからない場合は、現在使用しているフィルターの形状・サイズからフィルターを探すことが出来ます。

【1】お店のホームページへ行く

【2】左のサイドバーのメニューにある「形から探す」をクリック

出典:レンジフードフィルターのブレス

【3】該当するフィルターの形状をクリックする

出典:レンジフードフィルターのブレス

【4】形状別にフィルターの「サイズ」が表示されているので、現在使っているフィルターのサイズを測り、同じサイズのものを見つける。その右横に該当するフィルターのリンクがあるのでクリック

※フィルターの「厚さ」は、現在使用しているフィルターと違う場合もあります。厚さが数ミリ違っても適合するので問題ありません。

出典:レンジフードフィルターのブレス

【5】商品購入ページに行ける

コストが唯一のデメリット

AT254吸着フィルターは非常に優れたフィルターですが、デメリットをあげるならばその「価格」です。

フィルターの種類によって1枚当たりの価格は変わりますが、我が家の給気口に該当するフィルターを例に出すと、1枚当たり「378円」します。

一方、我が家が現在メインで使用しているお店のフィルターは、1枚当たり「130円」で購入できます。まとめ買いをするとさらに安くなるので、最安値は1枚当たり「98円」です。

24時間換気の給気口は、基本的には全部屋に設置されるものなので、通常4カ所~6カ所程度あると思います。

フィルターは正常な機能を保つために2カ月に1回程度交換する必要があるので、意外とガンガン消費する消耗品です。

いくら高性能なフィルターだからと言って、フィルターを交換しないのは本末転倒です。24時間換気のフィルターは、想像以上に汚れが付着するので、定期的に交換しておかないとその機能を発揮できません。

※参考記事

24時間換気のフィルターは交換してないと大変な事になる

高性能ゆえのこの価格差は、我慢するしかありません。

まとめ

AT254吸着フィルターは、価格は高いですけどその性能は折り紙付きです。

花粉症がひどく、家の中にいるのに花粉を感じるとか、赤ちゃんがいるので外の有害物質が気になるとか、黄砂がひどい地域だというご家庭は、是非一度試してみて下さい。

使いたいけど価格がちょっと気になるという方は、特定の時期だけ使用するというのも選択肢の一つです。

花粉の多い季節、黄砂のひどい時期、赤ちゃんが生まれたばっかりの間など、一定期間だけはこの「レンジフードフィルターのブレス」で販売している高価なフィルターを使用し、それ以外は別のフィルターを使用する。

そんな使い分けをしてもいいかもしれません。

止まる事を知らない「24時間換気システム」。そのフィルターの管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

絶対にフィルターを放置しちゃダメですよ~!!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. るか より:

    こんにちは!
    24時間換気のフィルター交換してたら、交換後何故か風量調整板が戻らなく、つまり、開かなくなってネット検索したら、こちらに来ました。
    最初から付いてるフィルターは全然ダメですよね!私はたまたま出会った、トレフィンという、隙間が全然できないフィルターを愛用してます。一個千円以上するけど、アトピーで花粉症の私には手離せない存在です。
    24時間換気の冷暖房効率検証、面白かったです。

    • じゃばら より:

      るかさん コメントありがとうございます!

      「トレフィン」凄い良いらしいですよね!
      何か給気口の防音能力まであるという噂を聞いたことがあります。
      ユニックスの給気口専用なので我が家では使えないのが残念ですが・・。

      我が家も次男がアトピーかもしれないので今後、より高性能なフィルターが必要になるかもです。