楽して引越し幹事会社と値下げ交渉!価格交渉までの事前準備編【新築マンション一斉入居】

引越し・一斉入居

新築マンションの引越しを検証する記事、第二弾です!

前回記事「引越しに幹事会社を使うべきか!?新築マンションの一斉入居」では、特殊な引越しとされる新築マンションの一斉入居について検証しました。

前回記事を踏まえつつ、今回の記事では、「幹事会社を利用しても安く引越しが出来るか?」という点について検証して行きたいと思います。

新築マンションに入居する時期は、新しい家電を購入したり、家具を購入したりと何かと物入りです。

我が家もそうでしたが、「新築マンション入居バブル」というものが存在し、色んなものが欲しくなって当初の予算以上にお金を使ってしまう時期です。

これはもう防ぎようがないのです。だってバブルだもの。

そんな時期ですから、節約できるところは節約しましょう。

引越しは価格交渉次第で大きく資金を節約できるポイントでもあります。

どのような過程を踏めば引越しの値下げ交渉に成功するのか?これから引越しを控えている方で、幹事会社を利用しようと考えている方は参考にしてみて下さい!

引越し未経験の方へ

今までの人生で「引越し」を経験したことがない方もいらっしゃるでしょう。

ちなみに私は単身の頃も含めると、今まで8回の引越しを経験しています。単身での引越しは4回。家族での引越しも4回です。

引越し未経験の方に最初に押さえて頂きたいのは、「引越し価格はあってないようなもの」という事です。

つまり、価格交渉次第で信じられないくらい価格が変動します。最初に提示された価格が交渉の結果、半額以下にになる事も珍しくはありません。

例外はあります。荷物量の非常に少ない単身者の引越しなどです。「単身パック」などの名称で、ほぼ定額で提供されているサービスもあります。これは、他の荷物と混載させるもので、宅急便と同じ感覚で捉えられている為です。

荷物量が多くなってくる家族での引越しは、通常トラックを1台~2台程度貸し切り、作業員も数名を要します。これが本来の「引越し」で、値段交渉が可能なパターンです。

新築マンションへの引越しは、子育て世代などファミリー世帯が大部分なので、こちらの値段交渉可能な引越しに当てはまる事が多いでしょう。それを前提にした記事となります。

とにかく引越しの価格については、値段交渉をするのが当たり前。しないと「」するという事を覚えておいてください。

引越し価格が決定される流れ

家族での引越しは、荷物量を正確に把握する為、営業マンが訪問して見積もりを出します。

荷物量が間違っていると、トラックの大きさや台数が正確に決定できません。引越し当日に荷物が載らなかったら大変ですから。

営業マンの訪問は必須と思っておいて下さい。

1、トラックの大きさ(〇トン)・台数の決定

荷物量や大型家具の有無から必要なトラックを決定します。金額はあくまでトラックの大きさ・台数で変わります。

多少荷物量が減ったところで使用するトラックが変わらなければ価格が安くなることはありません。

2、移動距離の算出

トラックが移動する距離を算出します。当然長距離ほど価格は高くなります。

ただ、近所への引越しだから極端に安くなるとかはありません。(移動距離が10kmくらい短くても原価はあまり変わらないし、トラックを貸切るのには変わりないから)あくまで近距離・中距離・長距離のような枠組みの中で決定されます。

3、希望日時の確認

引越しをする希望日時を確認します。引越しの繁忙期とされる3~4月や、土日などの休日は高くなります。

また、引越しは午前中の開始を希望する方が多いので、午後よりも午前の方が高くなります。

引越しの値下げで最も大きなポイントはこの希望日時です。希望日時に多少の幅を持たせることで大幅な値下げを得られる可能性が生まれます。

4、サービスやオプションの決定

段ボールへの梱包も全て業者に任せるとか、大型家具・家電だけは業者に任せるなど、注文するサービス量を決定します。大抵は決められた「コース」を選択することとなります。

また、エアコンの取付け・取外しなど、必要とするオプション作業があれば注文します。

 

上記した(1)~(4)をもとに、営業マンが各社で決められた計算式を使って金額を算出し、提示してきます。

この最初に提示された金額からどれだけ値下げを勝ち取れるか。これがこのあとの値段交渉にかかってきます。

私の経験上は、だいたいこの最初に提示された金額の半額くらいが底値です。これが一応の目標額の目安と言えます。

値下げ交渉を成功させる事前準備

それでは実際に値下げ交渉を成功させ、引越し業者を決定する手順を説明していきます。

1、引越しを頼む業者を決定する

いきなり!?と思われるかもしれません。通常これは最後の工程ですから。

各社の訪問見積もりを受け、それぞれ価格交渉をして、最終的に納得した業者に決定する。これが普通の流れです。

しかし私は、契約する業者は(自分の中で)事前に決定しておきます。新築マンションの引越しの時は「幹事会社」に決めてました。それ以外の引越しの時も、ネットで口コミやサービス内容を見て事前に本命業者を決めてました。私はいつも大手企業で引越ししてます。ビビりなもので・・。

相見積りの結果、安かった業者に決めるのではなく、自分が契約したい引越し会社の価格を最安値にまでもっていくのが今回目指す価格交渉です。

この方法は、新築マンションの引越し(一斉入居)で、出来れば「幹事会社」を利用したいというような状況で特に効果を発揮します。

この方法は他にもメリットがあるのですが、それについてはこの後の手順の中で紹介します。

2、引越しの一括見積りサイトで見積もりを取る

幹事会社(本命業者)と値下げ交渉をする際に、競合他社の存在が必要になります。相見積もりをしていると相手側に認識してもらわないと価格交渉が成り立ちません。

一括見積りサイトを利用する際は下記のポイントに注意して下さい。

  • 見積りを取る業者を自分で選べるサイトを使う
  • その中に幹事会社(本命業者)を含ませる
  • 「安さ」を売りにしている業者も含ませる
  • 5社から見積もりをとれば十分

引越しの見積もりサイトと言っても色々あって、今回の場合困るのは見積もりをとる業者を自分で選べないサイトです。実は選べないパターンのサイトの方が多いです。

幹事会社(本命業者)を含ませることが出来ないと意味がないし、このパターンのサイトは10社~数十社にこちらの情報が通知されてしまうので、業者から大量のメールや電話が来てしまう場合があります。

見積りをとる業者は本命を含み5社あれば十分です。3社でもいいとさえ思っています。これは「本命」を先に決めているメリットです。不必要な見積もりをとる必要がありません。無駄に個人情報を提供するのを防ぐ為にも、業者を自分で選択出来るサイトを利用しましょう。

業者を自分で選択出来るオススメサイトを紹介しておきます。


SUUMOの「引越し 無料一括見積もり」

抜群の知名度を誇る「SUUMO」。上場企業「リクルート」が提供するサービスです。大手企業の安心感と、見積りをとる業者を自分で選べる利便性がオススメです。


選択する業者は幹事会社(本命業者)に加え、「安さを売りにしている業者」を含められればベストです。

実際に契約するのは幹事会社(本命業者)なので、怪しくても知名度が低くてもかまいません。ネットなどで調べてとにかく安い価格を提示してくれそうな業者があれば選びましょう。その見積りが幹事会社(本命業者)との価格交渉時に役立ちます。

地域によっては大手企業しか対応してない場合もありますが、それならそれで大手企業から見積もりを取っておけば問題ありません。

3、幹事会社(本命業者)にだけ訪問見積もりを依頼する

実際に訪問見積もりを依頼するのは幹事会社(本命業者)だけで問題ありません。これも本命を事前に決めているメリットです。何社もの営業マンから訪問見積もりを受けるのは時間的にも精神的にもかなり負担が大きいです。

一括見積りサイトは、幹事会社(本命業者)に相見積もりをしていることを認識してもらい、その信憑性を確保する為に利用しているだけなので、競合業者の正式な見積もりは必要ありません。

メールででも概算の見積もりを出してもらい、その中にやたらと安い見積もりがあればプリントしておく程度で大丈夫です。

なんなら何もしなくてもかまいません。

4、幹事会社(本命業者)と価格交渉

さて、いよいよ本番の価格交渉です。

幹事会社(本命業者)の営業マンが訪問し、いよいよ熾烈な値下げ交渉が始まります。

では、どのように価格交渉を進めれば良いのか。

その方法は・・・・

 

 

次回記事となります。スイマセン。

※【追記】次回記事更新しました!

引越し日時の変更を利用した最強の値下げ交渉術

まとめ

肝心の部分が次回記事となってしまい申し訳ありません。

この価格交渉の中身の部分も詳しく書きたくなってしまったので、記事を分けたいと思います。

今回紹介した手順を踏んでもらえれば、十分価格交渉が可能です。

何社もの訪問見積もりを受け、どんどん値下げを迫っていく方法も確かに効果的ですが、あまりに時間と労力を消費します。

特に新築マンションへの入居など、引越しには新生活の準備が伴う訳ですから、基本的にどの家庭も忙しい時期です。

可能な限り時間と労力を抑えたうえで、引越し価格の節約を実現させるのが賢い選択でしょう。

それでは次回記事にご期待ください。

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