宮崎椅子製作所のダイニングチェア「NO.42」を2年間使用した感想

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ダイニングセット記事の第三弾です。前回までの記事はこちら。

前回までの記事では、主にダイニングテーブルを中心に紹介してきましたが、今回の記事はダイニングチェアが主役です。

「椅子」というものは、家具の中でも一種特別で、特にこだわりを持つ方が多いようです。

その為か、特徴的でオリジナル性あふれるデザインを持った商品が沢山あります。

新築マンションや一戸建てを購入し、新たに家具をそろえる際、特に頭を悩ませるのが「椅子」選びではないでしょうか?

我が家もまさにそのタイプ。

欲しいダイニングチェアの候補は数多く、最終的に購入に至るまでにはかなりの時間を要しました。

素晴らしいダイニングチェアは世の中に溢れていますが、そのなかから選んだ我が家の一品をご紹介します。

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「宮崎椅子製作所」の「NO.42」を紹介

我が家のダイニングチェアを紹介

まずは我が家のダイニングチェアを紹介。

コチラ。

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前回記事でも紹介した、宮崎椅子製作所という家具メーカーの商品です。

商品名は「NO.42」。

それでは「NO.42」の詳細を紹介していきます。

宮崎椅子製作所が復刻した北欧家具の名作

「NO.42」は、北欧の家具デザイナー、カイ・クリスチャンセン氏が生み出した名作。

北欧家具がお好きな方にとっては、カイ氏も「NO.42」もお馴染みかもしれません。

私は知らなんだけど・・。

その製造の難しさから、近年では本国デンマークでも製造されていませんでしたが、これを宮崎椅子製作所が復刻。

現在では、カイ・クリスチャンセンから正式に製造を許可されている唯一の家具メーカーが、宮崎椅子製作所です。

ネットで聞きかじった知識だけど、書いてみると何か格好いいな!

「NO.42」の特徴

1、リクライニングする背面部

「NO.42」は、そのシャープなデザインもさることながら、特筆すべきはその圧倒的な座り心地です。

その何とも言えない座り心地を演出しているのがリクライニングする背面部、背もたれです。

リクライニングすると言ってもわずかに可動するだけです。

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しかし!このわずかな可動域が、食事後のリラックスタイムという至福のひと時を与えてくれます。

お腹イッパイになった後のコーヒータイム。

ちょっと気が緩んで背もたれに力が掛かったその瞬間・・・・わずかに可動する背面部が私を包み込んでくれるようです。

言い過ぎか?

とにかくこの気持ちよさは、座ってみないとわかりません!

しかし!買う気のない方は座ってはいけません!やられますから!

やられた人間がこちらに約1名。買う気なかったのに・・・。完全に予算オーバーです。

2、Z字を描くハーフアーム

美しくシャープな印象をもたらしているのが、このZ字を描いているハーフアーム。

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一見すると、肘掛としては心もとないサイズに見えます。

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しかし!いざ着座して、このアームに肘を置いてみると・・・なんて心地いいんだ!

可動する背もたれ部と合わせて、このアームの寸法と角度がまた絶妙!

とにかくこの気持ちよさは、座ってみないとわかりません!(2回目)

さらにこのアーム、我が家の様な狭いダイニングスペースにはうってつけなんです。

アームが短い為、ダイニングテーブルにすっきりと収まります。

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我が家にとって、狭いダイニングスペースの中で、いかに通路幅を確保するかは大きな課題でした。

アームが大きく、テーブルにつっかえてしまうデザインの椅子だと、どうしても通路幅が狭くなってしまいます。

「NO.42」のアームデザインは、そんな我が家の悩みも見事に解決してくれました。

同じ悩みをお持ちのご家庭には是非、オススメしたいです。

宮崎椅子製作所「NO.42」の選び方と注意点

樹種を選ぶ

数種類の樹種からお好みの物を選ぶことが出来ます。

宮崎椅子製作所の公式HPで紹介されている樹種は下記の通り。

  1. ブナ
  2. ホワイトアッシュ
  3. ハードメープル
  4. ナラ
  5. レッドオーク
  6. ケヤキ
  7. ブラックチェリー
  8. ウォールナット

我が家では、前回記事で紹介したダイニングテーブルの「脚」がウォールナットだったので、これに合わせてウォールナットを選びました。

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ファブリックを選ぶ

これ、めっちゃ迷います。なんせ選べる種類が多い。

公式HPに掲載されているだけでも膨大ですし、取扱店舗独自のファブリックを用意しているお店もあります。

「NO.42」を取り扱っているお店に行けば、ファブリックの見本が必ず置いてありますが、見てもわからないんですよ~。イメージ出来ない・・・。

実際に展示してあるもので気に入った物があれば、それを注文するのが無難だとは思いますが、「NO.42」を大量に展示しているお店なんかそうそうありません。

こればっかりは、好みとセンスで決めるしかないでしょう。

実物を見て、個人的に一番格好いいと思ったのは、オレンジ系の「オイルレザー」です。

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出典:Daisy NO.42【宮崎椅子製作所】http://daisy-kagu.jp/no-42【宮崎椅子製作所】/

宮崎椅子製作所の公式HP上での型番でいうと、「MI-KW25」というやつです。

見た目はめちゃくちゃ格好良いのですが、お値段が高い!

【宮崎椅子製作所】No.42 ウォールナット材 オイルレザー張地

ファブリックのランクで、価格は数万円変わります。

ちなみにオイルレザーは最も高価です。

諦めました・・・。オイルレザーはメンテナンスも必要だしね。

一応、我が家が選んだファブリックも紹介しておきます。


【世帯主(私)のファブリック】

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出典:宮崎椅子製作所公式HP

【嫁のファブリック】

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出典:宮崎椅子製作所公式HP

ん?世帯主より嫁のファブリックの方が高価だな・・・。


なかなか決まらなかったので、結局はそれぞれ好みのファブリックを選びました。

「NO.42」を購入する際に注意する事

座面高(SH)が一般的な椅子より高め

宮崎椅子製作所「NO.42」は、一般的なダイニングチェアと比較すると、座面高(SHと表記されている事が多い)が少し高めに設定してあります。

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日本人向けにデザインされたダイニングチェアの座面高は、42cm前後の物が多いようです。

それに対し、「NO.42」の座面高は、46cmあります。

この46cmという座面高は、宮崎椅子製作所の数あるダイニングチェアのラインナップの中でも、最も高いものとなっています。

これは、もともと北欧家具である「NO.42」のオリジナルデザインを、そのまま再現したためだと思います。

海外のダイニングチェアは、日本のダイニングチェアと比較すると、座面高が数センチ高めのようです。

これは、体格的な違いもありますが、室内で靴を履くというライフスタイルの違いからくるものでしょう。靴のヒールって数センチありますもんね・・。

日本人向けに設定された商品なら、座面高について無頓着に購入したとしても、標準的な体格の方なら特に問題は起きないでしょう。

ただ、「NO.42」は、一般的な座面高とは言えないので、少しダイニングテーブルの高さと、椅子の座面高の関係性について勉強しておきましょう。

ダイニングテーブルの高さとダイニングチェアの座面高

①身長×0.25=理想の座面高

理想の座面高は、実際に座ってみるのが一番ですが、ざっくりと計算するなら身長の4分の1で考えればOKでしょう。

身長170cmなら、「170cm×0.25=42.5cm」となります。

この座面高が、椅子に深く腰かけた時、足の裏が地面にぴったりと着地し、かつ膝の角度が直角になる高さであり、安心して座れている状態です。

さて、「NO.42」の座面高は46cm。この座面高が理想となる身長を逆算すると・・・

  • 46cm÷0.25=184cm!

やはり、かなり高い座面高であることがわかります。

②テーブル高さー椅子の座面高=差尺

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理想の差尺は「27~30cm」と言われています。

個人的には「25~30cm」なら問題ないと思っています。

日本人向けに販売されているダイニングテーブル、その高さの大半が「68cm~72cm」の間に収まっています。

これは、座面高42cm程度のダイニングチェアであれば、その差尺が理想となる高さです。

さて、「NO.42」の座面高は46cm。一般的なテーブル高さで差尺を計算すると、「22cm~26cm」となり、理想の差尺から少し外れてしまいます。

わずか数センチですが、差尺にとって数センチというのは意外と影響が大きく、違和感や食べづらさを感じてしまいます。

なんか妙に食べづらいレストランってあるじゃないですか?あれはこの差尺がおかしいのです。

脚をカットして座面高を調整するという選択肢

「理想の座面高」と「理想の差尺」を踏まえると、やはり「NO.42」の46cmという座面高は、一般的な日本人の体格(特に女性)、一般的な日本のダイニングテーブルにとっては少し高すぎるかもしれません。

ご家庭で使用するダイニングテーブル、使用するご家族の身長・体型によって変わってくるので、一概には言えませんが、椅子の脚をカットして座面高を調整するということも考える必要があります。

ちなみに我が家は、脚をカットして座面高を調整することを選択しました。

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嫁の使用している椅子の座面高は「43cm」。私の使用している椅子の座面高は「45cm」です。

我が家のダイニングテーブルの高さは「70cm」なので、差尺はそれぞれ「27cm」と「25cm」。まあ、ほぼ理想の差尺と言えます。快適に食事が出来ています。

私達夫婦の身長を考えると、理想の座面高よりは若干高めですが、足の裏はぴったりと着地しているのでOKです。あまり脚をカットし過ぎたくなかったのです。


※脚のカット、やり過ぎにご用心!!

脚をカットし過ぎると、美しい「NO.42」本来のデザインを損なってしまいます。

ようは短足になってずんぐりむっくりなデザインになってしまうという事です。

あまりに理想の座面高を求めすぎるより、デザインと座り心地のバランスを取る事も重要だと思います。

足が地面につかないのは問題ですが、許せる範囲で、出来るだけ座面高を高めに設定し、カットする長さを短めにすることで、オリジナルのデザインを楽しめます。


脚をカットした座面高の調整は、「NO.42」を取り扱っている家具店なら、大抵やってくれるはずです。一脚2000円くらいが目安でしょうか?

実物に座ってみれない方やダイニングテーブルが決まっていない方へ

脚をカットして座面高を調整する場合、一番いいのは実物に座ってみる事です。間違いがありません。

その場合は、靴を脱ぐのをお忘れなく。室内でスリッパを履く方はそれも考慮しましょう。家庭内と同じ状態を作る事です。

ただ、どうしても「NO.42」の実物がある実店舗に行けない方も多いと思います。

また、ダイニングテーブルがまだ決まっていない場合は、差尺を求められません。

そんな方は、あくまで個人的な意見ではありますが、下記の座面高を参考にしてみて下さい。

家族ごとに座面高を調整する場合

  • 身長150cm以下の方=座面高42cm
  • 身長150~160cmの方=座面高43cm
  • 身長160~170cmの方=座面高44cm
  • 身長170~180cmの方=座面高45cm
  • 身長180cm以上の方=脚のカットなし

家族全員分(身長バラバラ)の座面高を同じにしたい場合

  • 座面高44cm

座面高を42cm未満にするのは、ちょっと脚をカットし過ぎだと思います。見た目の印象が変わり過ぎます。

身長180cm以上の方は、差尺がちょっと厳しくなりそうですが、まあ、恵まれた体格を持って産まれてしまったと思って我慢して下さい。うらやましい・・・。

個人的には、迷ったら「44cm」です。※あくまで「NO.42」のお話ですよ・・。

身長150~180cmならなんとかカバー出来ますし、デザインも損ないません。

ダイニングテーブルを後から購入する場合でも、理想の差尺(25~30cm)を考えると、テーブル高さ「69cm~74cm」の商品を選べるわけですから、日本では最も商品の種類が多いゾーンです。

ダイニングテーブル選びに困る事もないでしょう。

宮崎椅子製作所の「NO.42」はネットでも購入出来ますから、実店舗に行けなくても諦めてはいけません!


宮崎椅子製作所 No.42 【インテリアショップHUG】

宮崎椅子製作所 No.42 【コンフォートマート】


自信を持ってオススメできるダイニングチェアです。

ちなみに「コンフォートマート」は、我が家が購入したお店です。

まとめ

今回の記事では、我が家のダイニングチェアを紹介しました。

次回記事では、残る我が家のダイニング家具、というかダイニングスペースに設置してある家具、PCデスク(兼収納棚)を紹介したいと思います。

お楽しみに!

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