冬は乾燥が気になる季節です。
その対策として加湿器の導入を検討される家庭も多いでしょう。
我が家も加湿器を使用しています。
バルミューダの加湿器「Rain」です。
見た目と、面白すぎる給水方法に惹かれて衝動買いしたこの「Rain」。
まもなく我が家で4シーズン目を迎えようとしています。
衝動買いした品物ですが、3シーズン使用して機能面でも自分の評価が定まってきました。
結果、大変オススメできる商品なので今回の記事でレビューしていきたいと思います。
加湿器「Rain」を3シーズン使用した感想
見た目がオシャレ。これはもう誰が見ても明らか。省略します。
3シーズン使用してみて、加湿器本来の機能について私がどう感じたかを紹介していきます。
加湿能力について
加湿器ですから「加湿」する能力がなければいくらオシャレでも意味がありません。
「Rain」は気化式という方式を採用した加湿器です。一般的に、加湿能力が劣るとされている方式なので「ちゃんと加湿できるのかな?」と購入前に心配される方も多いでしょう。
では「Rain」の実際の加湿能力はどうだったか?
結論から言うと、我が家にとっては必要十分な加湿能力がありました。
それでは私の考える「必要な加湿能力」について説明します。
必要な加湿能力とは
私が加湿器に求める加湿能力は、使用する空間の湿度を45%以上にしてくれることです。
過剰な加湿は結露の原因になります。
湿度を高くするとインフルエンザウイルスなどの活動は抑制できますが、カビや雑菌を繁殖させてしまっては意味がありません。
冬場は40%~50%の室内湿度がバランスが良いと思います。
加湿器「Rain」は我が家のLDK(約20帖)の湿度を20%程度引き上げる能力を十分持ち合わせています。
冬場にエアコン暖房を使用した時の室内湿度は25%~30%程度まで下がりますが、これを45%以上にはしてくれるので十分です。
給水について
バルミューダの加湿器「Rain」は、その給水方法に大きな特徴があります。
一般的な加湿器は給水タンクを本体から外してそのタンク内に給水し、タンクを本体に戻します。
しかし「Rain」は給水タンクを取り外さず、本体上部から直接水を注ぐ形で給水するのです。
この特徴的な給水方法を3シーズン使用してみた私の感想をまとめてみます。
良い所
- 給水タンクを外さなくてもいい
- 電源・運転を切る必要がない
- 水を注ぐ音が心地いい
- 機器周辺に水がこぼれない
給水タンクを外さなくていいのは思いのほか便利です。ある程度加湿能力のある加湿器は給水タンクがそれに応じて大きいので、これを外して運ぶのは結構面倒臭いのです。重いし・・。
また、「Rain」は給水時に機器の運転を止めたり電源を切ったりする必要がありません。給水を始めると自動的に運転がoffになり、水を注ぐのをやめたら今度は自動的に稼動してくれます。
あと、私が今まで使用した経験のある加湿器は、給水タンクを外す時とか取り付ける時、周辺に少し水がたれてしまうものが多かったのですが、「Rain」は気を付けて水を注げばそういったことはありません。
最後に、これは余談に近いですが水を注ぐ音に癒されます。どうやら小川のせせらぎ音が出るように設計されているみたいです。なんとも心地いい音がして給水の煩わしさを軽減してくれます。
悪い所
- 給水する容器を準備する必要がある
- 給水に時間が掛かる場合がある
- ディスプレイが濡れる
一般的な給水タンクを外す加湿器は、給水タンクを水道へ持って行って給水し、本体へ取り付ける。この1往復で済みます。
一方「Rain」は取り外す給水タンクはありませんから、給水するための容器を自分で用意する必要があります。その容器のサイズ次第で、機器と水道とを何往復もする必要があります。
「Rain」の給水容量は4.2ℓです。これを一回で給水できるような容器を準備するのも持ち運ぶのも現実的ではないので、大抵は1リットル程度までの容器で給水する家庭が多いと思います。我が家もそうです。
この場合、最低でも4往復が必要になります。本体と水道が近ければ大丈夫ですが、寝室など水道からかなり離れているような場合は大変でしょう。
あと、給水時に液晶ディスプレイが濡れます。そこに水を注ぐので。別に濡れたままでも問題ないのですが液晶ディスプレイに水垢が残るのが嫌な人は、給水後に拭きとって置く必要があります。
オススメの設置場所と給水方法
「Rain」は、その給水方法を踏まえると設置場所と水道が遠い場合はオススメ出来ません。
使ってみた感覚として、設置する部屋に水道がないならやめた方が良いと思います。
加湿器の設置場所と言えば「リビング」か「寝室(個室)」が多いと思いますが、マンションはもちろん、一戸建てでも個室となる「寝室」に水道がある家庭は少ないでしょう。
これを考えると「Rain」は、LDKのようにキッチンの併設されたリビングの加湿器を購入検討されている方にオススメできる製品と言えます。
あと、オススメの給水方法というか給水に使う容器をお伝えしておきます。
やめておいた方が良いのは、水の注ぎ口が細すぎるものです。おしゃれなヤカンみたいなやつ。
※この商品がダメな商品と言うわけではないですよ!Rainの給水にはこういうコーヒーをドリップする様な細い注ぎ口は合わないというだけですので。
給水に時間が掛かり過ぎてストレスを感じるかもしれません。
大体、1リットルの水を5秒前後でドバーっと注げる容器が望ましいです。かといって注ぎ口が全くないような容器(バケツとか)もダメです。水をこぼしてしまいます。
我が家ではこれを使用しています。
お湯を沸かす電気ケトルです。これの上蓋を外して使用します。
上蓋を簡単に外せるのがポイントで、ケトルへの給水も楽だし、Rainへの給水も早いです。ドバーっと水が出るので。
これくらいの注ぎ口があれば、問題なく「Rain」に水を注ぐことが出来ます。「Rain」の給水部分は水ハネしづらい形状になっているので、ドバーっと水を注いでも大丈夫です。
この電気ケトルはもう5年以上使ってますね~。昭和レトロなオレンジ色(朱色)に惹かれて購入しましたが、今はもう廃盤ですね。現行モデルだとこれかな?
ちょっと好奇心で探していたらオレンジ色ありました!プレミア価格がついてるけど・・。在庫残り一つだそうです。※2017年11月現在
めっちゃ高い(;・∀・)
この電気ケトルで1リットル弱の水が入り、これを5秒程度で注ぐことが出来ます。これを4~5往復で満水です。
我が家はキッチンから2メートルくらいの場所に「Rain」を設置しているので、給水に関してはかなり便利でストレスがありません。
こういった場所に「Rain」を設置出来る、そして給水する容器を準備できる方には本当にオススメできる加湿器です。
給水環境に難あり、それでも「Rain」が欲しい方へ
効率的な給水環境を確保できそうにない。でも、「Rain」の見た目が大好きなのでどうしても購入を諦められない!
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です。熱意があるならあきらめる必要はありません。
先程は「やめた方が良い」などと書きましたが、「Rain」の設置場所と水道が遠い場合の対処法もありますので紹介しておきます。
■Rainの給水方法裏技編
1、本体の電源を切る
まずは本体の電源を切りましょう。コードを抜く必要はありません。
2、本体上部を取り外す
本体の上部を取り外します。上に持ち上げるだけで取り外せるので簡単です。
3、酵素プレフィルターを取り外す
酵素プレフィルターを取り外します。これもホルダーごと上に引き剥がすだけなので簡単で、手間はかかりません。
4、給水ボウルを取り外す
給水ボウルを取り外します。これまた上に持ち上げるだけです。加湿フィルターを取り外す必要はありません。
5、水道から給水ボウルに直接給水する
フィルターが取り付いたままの給水ボウルを水道のある場所まで持って行き、蛇口から直接給水します。「満水」を示すラインがあるので給水はそれ以下にとどめましょう。
6、外した部品を元に戻す
あとは外した部品を元に戻すだけです。給水ボウルに注いだ水をこぼさないよう注意しましょう。
どうでしょう?この方法であれば給水タンク方式の加湿器と同じ要領で加湿器が使用できます。
一見大変そうですが、部品の取外し・取付は本当に簡単なのでやってみるとそれほどストレスはありません。
ただ、給水ボウルはそもそも持ち運ぶことを前提としていないので持ち手がありません。
満水にした状態の給水ボウルは持ち運びやすいとは言えません。取っ手を使わずに水の入ったバケツを運ぶことをイメージしてもらえればいいと思います。
ちなみに、今回私もこの方法で給水してみました。
結果、意外と楽チン!
給水ボウルを運ぶ姿はちょっとマヌケですが、満水状態でもこぼさずに運ぶ・本体に戻すのは容易に行えました。
給水にかかる時間はこの方法のほうが速いかもしれません。楽しくはないけど。
ただ、一戸建てなどで階段の使用が必要な場合は水をこぼさずに給水ボウルを運ぶのは神経を使いそうです。
一応こういう給水方法もありますので、「Rain」の「見た目」が好きすぎるけど、給水環境が原因で「Rain」の購入を躊躇されている方は再検討してみて下さい。
給水方法の総評
給水に時間はかかりますが、個人的には一般的な給水タンク方式よりも「Rain」の給水方法の方が好きです。
給水タンク方式の加湿器を使っていた時はものすごく面倒に感じていて、嫁がやってくれるのをしばらく待ってみるという駆け引きを行っていましたが、今は自分から進んで給水します。
現在「Rain」を使用して4シーズン目に突入していますが、いまだに給水がちょっと楽しいのと、ほんと水を注ぐ時に「良い音」がするんですよね~。これは一度体験してほしいです!
操作方法・運転モードについて
運転メニューの変更など、操作は全て本体上部のコントロールリングで行います。運転の「ON」「OFF」もこのリングで出来ます。
ディスプレイを見ながら直感的に操作できるのではっきり言って説明書要らず。特に私が説明することは何もありません。
運転モードは「オート」と「マニュアル」があります。
「オート」では、40%~60%までで好みの湿度を設定します。室内の湿度が設定した湿度を保持する様に自動で運転します。
「マニュアル」では、手動で5段階の風量を設定でき、設定した風量で稼働し続けます。
我が家の運転モード
我が家では運転モードは「オートモード」にして、設定湿度を最高の60%にしています。
この設定で、真冬にエアコン(暖房)を稼働した状態で、大体室内の湿度が50%くらいで保持されます。20帖のLDKで使用しているので、60%まで湿度を上げる能力はないようです。
前述しましたが、真冬に60%の湿度は高すぎると思っているので丁度良いです。
雨の日などはもともと湿度が高いので、勝手に停止しています。楽です。
「マニュアルモード」は寝室で眠る時に使用する際、ファンの音がうるさいのが気になる人が小さな風量で連続稼働したいというような時には適しているでしょう。
リビングで使用する場合はわざわざ便利な「オートモード」を使用しない理由は見当たりません。
メンテナンスについて
メンテナンスについては、私が今までで経験した加湿器の中で一番楽です。
「楽」というのは何もしなくて良いという訳ではなく、「一番簡単に清潔さを保つことが出来る」という意味です。
それでは我が家のメンテナンス方法を紹介するとともに、いかに「Rain」は掃除がしやすいか紹介します。
本体機器のメンテナンス方法
「本体機器」と「フィルター」についてメンテナンスをしていますが、まずは本体機器から。
1、電源を切ってコードを抜く
まずは電源を切りましょう。電源をつけたまま機器を動かすとエラーが出ます。そのあと電源コードを本体から抜いておきましょう。そのままでも大丈夫ですが、抜いておいた方が作業がしやすいです。
2、本体とフィルターを全てバラす
この「全てバラす」というのが出来るのが素晴らしいのです。しかもネジを外したりする必要は全くありません。ただただ上から順番に外していくだけ。これにより余すことなく掃除が出来ます。
3、本体上部の裏側を掃除機で吸う
本体上部の裏側に埃が付着します。見ての通り丸見えなので簡単に掃除機で吸い取れます。この本体上部を裏返すことは推奨されないかもしれませんが、私はずっとやってます。故障はありません。
4、本体下部の埃を取り除く
本体下部も埃が付着するので掃除します。特に吸気をしている部分に埃が付着します。掃除機で吸い取るだけでも簡単に綺麗になりますが、清潔さにこだわる方はアルコールなどで拭きとっても良いでしょう。より綺麗になります。
5、給水ボウルを洗剤で水洗いする
「Rain」に給水タンクはありません。この給水ボウルに水が溜まるだけです。見て下さいこの形状!ただのバケツです。
めっちゃ掃除しやすいや~ん!!私は浴槽を洗うスポンジで、浴槽を洗うバスマジックリンでガシガシ洗ってます。何も問題はありません。20秒くらいで洗えます。給水タンク方式の加湿器は「給水タンク」と「水が溜まる場所」がそれぞれあって形状も複雑です。このようにガシガシ洗うなんてことは無理な場合が多いです。
フィルターのメンテナンス方法
続いてフィルターのメンテナンス方法です。フィルターの役割を担っている部品は3つあります。
1、酵素プレフィルターを掃除する
この「酵素プレフィルター」は水洗い厳禁です。埃が付着するので掃除機で吸い取ります。複雑な形状はしていないので簡単に吸い取れます。
2、加湿フィルターを洗い流す
「加湿フィルター」を流水で洗い流します。私は浴室のシャワーを使って洗い流しています。
シャワーを浴びる加湿フィルター・・・。
3、銀イオンカートリッジを洗い流す
給水ボウルの中に入れる「銀イオンカートリッジ」なる部品を流水で洗い流します。給水ボウルを洗うついでにやればOKです。
あとは組み立てるだけ。上から順番に外した部品を今度は下から順番に取り付けるだけなので簡単です。もちろん取扱説明書には詳細な方法が記載されています。
以上です。
あれ?と思われる方もいるかもしれません。
そうです!本来は推奨されている加湿フィルターの浸け置き洗いを我が家では実施していません!(`・ω・´)キリッ
これについては下記で詳しく。
加湿フィルターを浸け置き洗いしない理由
本来は1カ月に1回程度、クエン酸や重曹による浸け置き洗いが推奨されている加湿フィルター。
我が家ではその浸け置き洗いを実施していません。
なぜか。
やらなくても臭くならない!!
いや最初はやってたんですよ?でもね・・・ちょっとさぼってた期間があったんです。でも臭くならない!これ浸け置き洗い要らないのでは?
そこで2シーズン目。新品のフィルターを購入して(Rainのフィルターは1年交換が推奨されている)取り付けました。
11月~4月というおよそ6カ月間、一度も浸け置き洗いをせずに稼働してみました。嫁には内緒です。
まったく臭くならない!!
そして3シーズン目も同様に6カ月間浸け置き洗い無し!
まったく臭くならない!!
いや、臭くならなきゃいいってものでもないとは思うんです。見えないけど雑菌とか飛んでるかもしれません。
でもね、飛んでたとしても臭くならない程度の雑菌ですよね?めっちゃ雑菌繁殖してたら臭くなるよね?うんうん大丈夫、大丈夫♪
というわけで、
結論!我が家では浸け置き洗い不要!(自己責任)
これによりメンテナンスが凄く楽です。
フィルター交換について
「Rain」では、「酵素プレフィルター」と「加湿フィルター」については1年で交換することが推奨されています。
一般的に10年交換不要など、長期間のフィルター使用が可能な機種が多い中、1年という非常に短い期間設定です。
上記の商品リンクの通り価格も安くはありません。
これについては批判の声も多く、購入を躊躇する原因にもなっているようです。
これについて3シーズン使用したうえでの私の見解を紹介しておきます。
1年交換は高いけど気持ちが楽だ
1年交換とはいいますが、実際に我が家で加湿器を使用するのはエアコン暖房使用期間のみ。
毎年11月の途中から使用を初めて4月中には使用しなくなります。実質的には6ヵ月も使用していないでしょう。
10月か11月に新しい交換用フィルターを購入し、1シーズン使用して4月にはすっぱり捨てています。
非常にもったいなく感じますが、これが意外と理にかなっている!
来シーズンはまた新品のフィルターになるんだと思うと、心理的にメンテナンスがめっちゃ楽です。
どうせ今シーズンで捨てるし~♪くらいの楽な気持ちで挑めます。
以前使っていた10年交換不要なフィルターの加湿器は、「10年も使うんだから綺麗にしないと!!」という気持ちが働き、心理的にプレッシャーを受けながらフィルター掃除をしていた気がします。
しかも10年ももたないし!すぐ臭くなる・・・。
前述しましたが「Rain」は1シーズンでフィルターを交換しているからか全く臭くなりません。
毎シーズン新品のフィルターで稼働を始めるのはなかなか気持ちの良い物ですよ!!
10年交換不要なフィルターは信用できない
あくまで個人的な見解ではありますが、10年交換不要なフィルターってその程度の性能しかないフィルターなんじゃないですかね?
あってもなくてもそれほど変わらないみたいな・・・。
24時間換気のフィルターでも感じましたが、フィルターって使用していると凄いスピードで性能が劣化していきます。
また、水洗いした後も一見綺麗でも新品と比較するとかなり性能が落ちているのが実感できます。
う~む・・。これらを踏まえると、10年間交換不要なフィルターは、10年間低いレベルで安定しているフィルターなんじゃないかと疑ってしまいます。あくまで個人の感想です。
Rainが臭くない理由
Rainが臭くならない理由についてちょっと考えてみました。
酵素プレフィルターが優秀
Rainに限らず気化式の加湿器は、まず外部の空気を取り込みます。その取り込んだ空気を湿った加湿フィルターに通し、湿度の高い空気を排出する仕組みです。
Rainの場合、外部から取り込んだ空気を最初に「酵素プレフィルター」に通します。
このフィルターが恐らくかなり優秀です。
バルミューダ社の製品に空気清浄機「Air Engine」というものがあります。
この空気清浄機で採用されたフィルターが「酵素プレフィルター」で、フィルター繊維に溶解酵素がコーティングされており、この酵素が細菌は分解、ウイルスやカビは不活化させてしまうという代物です。
Rainにはこれと同じフィルターが使われているのです。
結果、細菌などを含んだ外部の空気はフィルターで浄化されるため、機器内の水や加湿フィルターが汚れたり雑菌が繁殖したりせず、常に臭くない清潔な空気が排出されるのでしょう。
水がなくなると自動停止する
以前は加湿空気清浄機を使っていました。空気清浄機に加湿機能が加わっているものです。
この類の製品は、給水タンクが空になった場合、加湿運転は停止しますが空気清浄機としての運転は稼働し続けます。
するとどうでしょう。めっちゃ汗臭い匂いが部屋中に充満します。
恐らくは加湿フィルターが生乾き状態になり、その臭いが排出されてしまうのでしょう。
これはどれだけフィルターを掃除してもこうなります。
本当に嫌でした。加湿器を止め忘れて外出した時、家に帰ってきたら部屋中が汗臭い時の脱力感。もう二度と味わいたくない。
一方「Rain」は「加湿器」であって「加湿空気清浄機」ではありません。水が空になれば完全に作動を停止してくれます。
このあたりが臭くならない理由だと考えています。
電気代について
「Rain」の電気代は非常に安いです。
「Rain」が安いというか、気化式という方式をとっている加湿器の電気代はとにかく安いです。
気化式の加湿器は電気代は安いけど、「加湿能力が低い・臭くなる・音がうるさい」と言われます。
しかし「Rain」は我が家にとって加湿能力は十分で、臭くなったことはなく、音も許容できます。
なので、「Rain」が電気代の安い「気化式」であって良かったです。
在宅率の高い家庭は気化式がオススメ
スチーム式やハイブリッド式など、加熱を伴う加湿器の電気代は気化式の10倍程度はすると考えておいた方が良いです。
それでも1日数時間程度の使用ならそれほど大きな金額にはならないかもしれませんが、長時間の使用となると電気代による金額差はかなりのものになります。
在宅率の高い家庭は、それだけ加湿器を使用する時間も長くなります。小さなお子様がいる家庭はその傾向が強いです。
ほとんど1日中加湿器を使用しているような状況だと、1ヶ月で数千円、1シーズンで数万円は電気代が違ってくるでしょう。これではもう一つ加湿器が購入できてしまいます。
いくら加湿能力が高くても、電気代が気になって加湿器をフル稼働できない様では意味がありません。
まとめ
今までいくつかの種類の加湿器を使用して来ましたが、どれも2シーズン使用したくらいで嫌になって使わなくなっていました。
今回の「Rain」は4シーズン目に突入!
我が家にとっては今のところ一番相性のいい加湿器と言えます。
現在は2017年モデルが発売!
旧モデルとの違いは、ブランドロゴが刷新されているという点とお手入れがさらにやりやすくなっているとのこと。基本的に外観や性能には違いはないようです。今まで通りwifi対応タイプと非対応タイプがあります。
・wifi非対応
加湿器は本当に相性が大事ですよ!
どういう人が、どういう場所で、どういう使い方をするのか?
それによって「一番いい」加湿器が変わって来ます。
加湿器はタイプが色々あるので、それぞれの特性をまずは知ることが重要です。
今後、加湿器のタイプ別特性について記事が書きたいな~と思っています。
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