浴室に窓がなくても大丈夫!カビ予防の秘訣は換気にあり

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我が家の浴室には窓がありません。

中住戸で、いわゆる田の字の間取りなので、浴室が外部と接していないのです。

※我が家の間取りはコチラの記事で→「田の字で中住戸!3LDKの間取りをレビュー

こんな感じの浴室です。 IMG_2637 浴室のサイズは、「1418」。

子供2人と一緒に入る時は多少窮屈ですが、まあ問題ありません。

私としては、狭い分掃除が楽で助かります。

今回の記事では、我が家の浴室掃除について紹介したいと思います。

掃除・・・というか、カビを発生させない方法の紹介・・といえるかもしれません。

浴室をキレイに保つ秘訣は、掃除ではなく、「換気」ですよ~。

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浴室に窓がなくても大丈夫な理由を検証

「窓がないと換気が不十分」は間違い

よく、窓がない浴室は換気が出来ないので、カビが発生しやすいと言われることがありますが、それは間違いだと思います。

私、窓のないお風呂歴長いですが、全然カビ生えないですよ?

もちろん浴室に窓があるメリットは、いろいろあります。

窓があれば明るい(あくまで日中の話ですが)ですし、何より開放感があります。

同じ広さの浴室なら、窓があった方が広く感じるでしょう。 プライバシーの問題をクリア出来れば、景色を見ながら浴槽につかれたりもしますし、最高の贅沢ですね!

ですが、窓がないと換気が出来ず、カビが発生するのでは?と考え、無理に窓のある浴室を備えた間取りを探されている方がいたら、ちょっと考え直して欲しいです。

これに関しては言い切れます。

窓が無くても、大丈夫です!(`・ω・´)((キリッ

浴室管理で重要なのは、「掃除」ではなく「換気」

浴室にカビを発生させないために重要なのは、どのように掃除をするのかではなく、どのように換気をするのか・・です。

もちろん、毎日ハイターとかで隅々まで掃除をしていれば、カビは発生しないでしょう。でも、そんなの大変ですよね?

掃除に大きな労力を割かず、楽に綺麗な浴室を保つためには、正しい換気を行う事が重要です。

では、正しい換気とはどのような方法でしょうか?

浴室を効果的に換気する方法

我々に課されたミッションは、湿った浴室の空気を排出し、乾いた空気を浴室に取り入れる事。

そして、重要なのは「それを出来るだけ短時間で行う事」

換気は、どこから空気を取り入れ、どこから空気を排気するのかを把握するのが重要です。

浴室に窓がない場合と、ある場合をわけて考えてみましょう。

1、浴室に窓がない場合の換気

浴室に窓がない場合の換気は、かなり単純です。

空気を排出する場所は、「換気扇」の一択です。窓がないので、換気扇からしか空気は排出できません。

では、空気を取り入れる給気口は?

これも浴室の扉だけだと思います。接しているのは洗面所(脱衣室)でしょう。

取り入れる場所は一つですが、取り入れ方はいくつか方法があります。

  • 扉を全開にする
  • 扉を少しだけ開ける
  • 扉を閉めたうえで、通気口だけ開ける

結論から言うと、上記の3パターンとも換気能力はほとんど同じだと思います。

あくまで私の体感上ですが・・。

それであれば、私は「扉を閉めたうえで、通気口だけ開ける」をオススメします。

入浴後に浴室の扉を開けておく行為は、非常にデメリットが大きいのです。

一時的であっても、浴室の湿気が洗面所へと移ってしまうのはよろしくありません。

浴室に多少カビが発生しても、比較的容易に除去できますが、クロス張りの洗面所ではそう容易ではありません。

とにかく、浴室で発生する湿気は、出来るだけ浴室に留めておくべきです。

ですから、入浴後の浴室の扉は、閉めておくようにしましょう。

浴室の扉には、必ず通気口があるはずです。

これです。 IMG_2633 大抵、通気口は扉の最下部についているはずです。これがポイントです。

換気扇は、基本的に天井にあるはずです。

その為、空気の流れは、床下の通気口から天井の換気扇へと流れます。

浴室全体を効率よく空気が流れるので、短時間で換気することが可能になります。

浴室の扉を閉めると空気の入り口が通気口だけになり給気が不十分に感じますが、逆に、空気の流れが下から上へと効率よく流れるのではないかと私は考えています。

ちなみに、最もやってはいけない行為は、通気口を閉じてしまう事です。

浴室の扉を閉め、通気口も閉じてしまっては、いくら換気扇を回しても空気を取り入れることが出来ない為、排気が出来ません。

いつまでも湿った空気が浴室にとどまることになってしまいます。

2、浴室に窓がある場合の換気

浴室に窓がある場合は、空気の流れが少し複雑です。

窓を開けようか、閉めようか、悩むところですね~。

我が家の浴室には窓がないので、ここからは想像でのお話になる事をお許しください。

まず、窓は排気にも給気にも使えそうです。ですが、風向きや外気温に左右されてしまうので、あまり排気には向かなそうです。

やはり、安定した排気は換気扇に分があると思います。

ですから、排気は換気扇としましょう。

そして、浴室の扉は、窓がない場合で説明した通り、開けた場合のデメリットが大きいので閉めましょう。

そうすると、3パターンに絞れます。

  • 通気口を開け、窓も開ける。
  • 通気口を開け、窓は閉める。
  • 通気口を閉め、窓は開ける。

まず、「通気口を閉め、窓は開けた場合」。

窓って、比較的、浴室の高い場所にありますよね。そして、換気扇は天井ですよね。 なんか、浴室の上の方だけで空気が流れる気がしませんか?

浴室のカビは、下のほうで発生しやすいです。水滴は、上から下に流れるので当然です。

なのに、上中心で換気されるのは、どうにも効率が悪いように感じます。なにより、通気口を閉めるメリットが見当たりません。

なので、この方法は却下です。

次に、「通気口を開け、窓も開ける」。

換気能力は最大になりそうです。普通に考えたら、一番オススメな方法であるように感じます。

でも、でも、窓のない浴室を持つ私から言わせて頂くと、窓が無くても十分に換気が出来ているんです~!!

なので、窓を開ける必要はないんじゃないかな~と、思ってしまうのです。

ほら、最近は、黄砂やら、花粉やら、PM2.5やら、結構大変ですやん?

窓を開けて給気するという事は、そいつらも入ってきますやん?

せっかく綺麗な浴室を、汚すことになってしまう気がするのです。

そもそも、カビ掃除が嫌で、カビを発生させないために換気してるのに、他の汚れを招いてしまっては、あんまり意味がないような気がしてしまうのです。

まあ、そんなわけで、あくまで個人的な意見ですが、窓がある場合でも、私のオススメは、「通気口を開け、窓は閉める」です。

やはり浴室に窓は不要だった

あくまで「掃除」という観点からみた場合ですのであしからず 。

前述した効果的な浴室換気の方法で紹介した通り、方法を間違えなければ、浴室にとって最も重要な「換気」は窓がなくても十分行えます。

「浴室に窓は不要」と言ってしまうと語弊がありますが、少なくとも浴室に窓がない事は、浴室を綺麗に保つことにとってデメリットとはなりません。

浴室に窓のない物件でも前向きに検討すべきだと思います。

我が家の浴室管理の方法を紹介

それでは、我が家では、換気と掃除を含め、どのように浴室管理を行っているか紹介したいと思います。

この方法が最善なのかはわかりませんが、賃貸アパート時代を含め、黒カビが発生したことは一度もありません。(`・ω・´)((キリッ

入浴後は浴室全体をシャワーで洗い流す

これ重要です。換気と同じくらい重要です。

石鹸カスや垢は、カビの絶好のエサです。これを残してはいけません。シャワーでキレイに流して下さい。

浴室全体と書きましたが、我が家では、天井には水をかけないようにしています。 天井に水をかけると、水滴がつきますよね?あれ、拭き取らないと、水垢になっちゃうんですよ。

拭き取るとかメンドイので、天井には水をかけないのが吉。

天井にまで、石鹸やらシャンプーをブッ飛ばしてしまう、派手な入浴をされてる方は・・・いないですよね?

だいたい、壁の七割くらいの高さから、シャワーを流していけばOKです。

とにかく、天井にはシャワーの水がかからないように流していきます。

この時のシャワーの温度は、我が家では40℃くらいです。

出来るだけ熱いお湯が良い!とか、お湯で流した後、冷水で流した方が良い!とか言われることもあるようですが、普段使ってるシャワーの温度で流すだけで、問題ありません。

浴槽のお湯を残すなら、必ずフタは閉める

防災上の観点から、浴槽のお湯を抜かない家庭も多いかと思います。

それは問題ないのですが、その場合、必ず浴槽のフタは閉めて下さい。

次に入浴される方がいないと、浴槽のフタを開けっ放しがちになるのですが、浴槽にお湯があり、フタが開いていると、いつまでも湿気が逃げないのです。

よく嫁がフタを閉め忘れます。しっかり換気してても、浴室はしっとりです。てめぇ~カビ生えたら責任取れやゴラー!!

浴室の扉は閉め、換気扇は「強」を8時間

前述したとおり、浴室の扉は閉めます。給気は、扉の通気口だけで行っています。

浴室には、24時間換気システムが働いているので、常に換気扇が回っている状態です。

しかし、入浴後の湿気を短時間で取るには、これだけでは弱いです。

入浴直後は、浴室の換気扇を「強」にします。

タイマーが設定できるので、我が家では8時間に設定しています。 IMG_2634 もっと長時間「強運転」しても良いのですが、我が家の場合、8時間稼働させれば完全に浴室が乾くので、まあ、節電の意味合いも込めて8時間だけにしています。

「強運転」は8時間だけですが、その後も換気扇は稼働し続けています。これ大事です。

とにかく浴室の換気扇は、常時稼働している状態にしてください。

価値観は人それぞれですが、換気扇の電気代は高くありません。

24時間つけっぱなしでも、1ヶ月300円程度との試算が出ています。

とにかく、労力を使わずにカビの発生を防ぐには、「換気扇つけっ放し」は大前提です。

これに抵抗がある場合は、別の方法を模索するしかありません。

私の実家の浴室は、大きな窓もありますが、黒カビだらけです。換気扇はずっと回すべきと説明したのですが、やはり、世代的に、何かをつけっ放しにする事に、抵抗があるようです。窓はずっと開けているのですが・・・やはりそれだけでは換気不足です。ただ、浴室にカビは生えて当然。何かを(この場合は換気扇)つけっ放しにする方が不自然!と言われてしまうと、確かに・・・と、妙に納得してしまいます。まあ、価値観は人それぞれで、押し付けるものではないかと。  

上記の3項目を意識するだけで、カビの発生をほぼ抑えることが出来ます。

ですが、それでも発生しやがるのがカビというもの。

特に、ピンク色のヌメヌメっとした、いわゆる「赤カビ」は、いつの間にやら増殖します。

この厄介な「赤カビ」。実はカビではないってご存知でした?

そんな話も含め、次回の記事では、我が家の浴室の掃除方法についても紹介したいと思います。

【追記】次回記事更新しました!

黒カビ知らず!我が家の浴室掃除の方法

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コメント

  1. とみー より:

    面白すぎます✨‼︎
    待ってました、お風呂掃除事情。
    そうなんですねー。窓がなくてもカビを生やさないことができるんですねー。
    我が家、換気扇の掃除をする際、中の方ができずにすっきりしません。
    きっと、換気扇の掃除も完璧にされてるんでしょうね。
    赤いヌメリの正体、、、。気になります。

    • じゃばら より:

      とみーさん コメントありがとうございます!

      お風呂掃除の記事、なんとか更新できました!
      記事では偉そうに書いてますが、多分、穴だらけの我が家の浴室掃除。
      参考になれば良いのですが・・。

      でもまあ、実際黒カビは発生したことないし、OKということで♪