子供がいても大丈夫?バーチカルブラインドのメリット・デメリット

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我が家では、リビングの窓にカーテンではなくバーチカルブラインドを設置しています。

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好みの問題ではありますが、私の場合は、カーテンよりもシャープな印象が気に入り新築マンション契約当初から導入を決めていました。

ですが、いざ購入しようと思った時、壁にぶち当たりました・・・。

カタログ読んでも意味がわからん!<(*゚Д゚*)> ワカンネ~

お気に入りの生地選んであとは採寸してOKなんちゃうの?なんかいろんなタイプがあって全然わからないんですけど~。  

勉強しました。これから購入を検討される方の参考になれば幸いです。  

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バーチカルブラインドとは

縦型ブラインドの事です。

ブラインドというと横型のブラインドが一般的ですが、このバーチカルブラインドも横型のブラインドと同じく外からの光・視線の調整が可能です。

ただ、横型のブラインドはアルミや木製のもが多いのに対し、バーチカルブラインドはカーテンと同じく布製が基本です。

垂直方向の下がったルーバー(羽)は、シャープな印象を持たせるため、大きく広い窓で綺麗に見える特徴があります。

また、全開しなくても人の出入りができる為、掃き出し窓に適しています。

そういう意味では、バルコニーの出入り口になり、開放的で大きな窓が多いマンションのリビング・ダイニングの窓は使用要件を満たしていると思います。

バーチカルブラインドのメリット

デザイン性が高い

カーテンと比較した場合、私が考えるバーチカルブラインドのメリットはこの1点のみです。

逆に、考えられるデメリットは結構あります。

よって、デメリットには目をつぶってでもバーチカルブラインドの見た目が気に入った!という方のみ選択肢に入れればいいと思います。

「デザイン性が高い」というのも好みの問題ですから、そもそもカーテンの方が見た目が好き。という方は最初からバーチカルブラインドを検討しない方が良いです。

結構ややこしいので、バーチカルブラインドの知識を入れようとする時間が無駄です。  

バーチカルブラインドのデメリット

1、風に弱い

一枚の大きな布で出来ているカーテンとは違い、細長い何枚ものルーバー(羽)で出来ているバーチカルブラインドは、風に吹かれるとバラバラになって絡まる可能性があります。

また、ルーバーの先端(一番下に来る部分)には、ルーバーを垂直方向に伸ばすため、バランスウエイトと呼ばれる鉄製の重りのようなものが入ってます。

これがサッシや窓にぶつかってうるさいです。常に窓を開けておきたい人などにとっては頭の痛い問題になるかもしれません。

逆に、窓を開け放さない方、そもそも開かない窓に設置する方にとってはデメリットとはなりません。

2、メカ的(機械的)な要素が強い

機械的な要素が強いと、当然故障もしやすくなります。

また、カーテンに比べれば操作も複雑になります。 加えて、機械であるがゆえに窓の大きさや形状によってはそもそも設置が不可能な場合もあります。

特にマンションの高層階などで窓が大きい場合、部品であるレールがエレベーターに入らず、設置が出来ない場合もあるので注意が必要です。

3、断熱性・遮光性が劣る

生地にもよりますが、一般的にはカーテンに比べれば断熱性・遮光性に劣るとされています。

4、小さなお子様がいる場合は注意が必要

子供の格好のおもちゃとなる可能性があります。

幼児は上から何かがぶら下がっていればとりあえず引っ張る生き物です。  

5、ある程度の知識が必要

購入する際にある程度の知識がないと、適切な商品を選べない可能性があります。

商品を購入する際に選択する項目が結構あり、また商品にとって重要なポイントが有料オプションだったりするので、カーテンに比べて購入前に価格を想定しづらいとも言えます。

デメリットは軽減できる

メリットに比べていろいろデメリットが多そうなバーチカルブラインドですが、当然メーカー側も対策を考えており、デメリットを軽減できるような商品や仕様が出てきています。(商品の詳細については次回以降の記事で書きたいと思います。)

ですから、とにかくバーチカルブラインドのデザインが気に入った方は、出来るだけデメリットを軽減し、デメリットに目をつぶれる要素を増やして前向きに購入を検討してみてください。  

我が家のバーチカルブラインドをプチレビュー

我が家のバーチカルブラインドの詳細な内容は次回以降の記事でじっくり書きたいと思います。

今回は上記したデメリットに対してどうだったかをさらっとお伝えします。

1、風に弱い

これに関してはある程度覚悟していましたが、予想外のことが!

我が家は田の字型の間取りで、中住戸なのですが(こちらの記事で紹介してます)、リビングの窓だけを開けても風が通らないのです(笑)

バルコニーにある程度奥行があるからかもしれませんが、まったく風が部屋の中に入ってきません。

よって、バーチカルブラインドが風に吹かれることもありません。

リビングの扉を開け、さらに玄関の扉を開ければ風が通り、バタバタとなりますが、そのような状態にすることはほぼありませんので関係ありません。

風通しが悪いことは良い事ではありませんが、バーチカルブラインドにとっては好条件となりました。

我が家と同じような間取りの方は、もしかすると風に弱いというデメリットそのものがなくなるかもしれません。

可能であれば購入前に設置予定の部屋の風通しを確認しておくと良いでしょう。

2、メカ的(機械的)な要素が強い

故障は今のところありません。操作も特に難しい事はありません。

あくまでカーテンに比べれば複雑というだけですから、デメリットとまでは言えないでしょう。

また、マンションのエレベーターに入るかという問題について(これに関しても詳細は次回以降の記事で書きますが)。

我が家がバーチカルブラインドを設置した窓は幅が4メートル以上あり、標準タイプのものでは当然エレベーターには入りません。

ですが、現在はこの問題についてもクリアする商品が各メーカーから販売されていますので、全く問題はありませんでした。しつこいようですが詳細は次回以降で。

3、断熱性・遮光性に劣る

最近のマンションはそもそも断熱性に優れた建築物です。真冬にカーテン全開にしていてもエアコン一つで充分暖かいです。

もちろんカーテンに比べれば冷暖房効果は落ちているのでしょうが、そんなものは気にしてはいけません。

バーチカルブラインドのメリットはデザイン性の一点のみ! 眩しい時に日差しが遮れればそれでOK!

4、小さなお子様が要る場合は注意が必要

我が家には怪獣が2人います(プロフィール)。

長男はすでに言い聞かせが出来るので問題ないとして、次男がやばい。案の定ルーバーで遊びます。しゃぶります。引っ張ります。 ですが、壊れはしません。思ってたよりは頑丈です。

言い聞かせが出来るようになるまで何とか壊れず頑張ってくれという感じです。

ちなみにルーバーは一枚ずつ交換可能です。目立つ汚れをつけられたりしたら一枚だけルーバーを購入すればOKです。

これはカーテンよりも優位な点かもしれません。

5、ある程度の知識が必要

私は購入前にかなりメーカー各社のカタログを読み込んで勉強しました。

最初はカタログを読んでもさっぱりわからなかったのですが、読み込んでいくうちに少しずつ理解できてきます。

バーチカルブラインドを本気で購入検討される方は、諦めずに勉強して下さい。

当ブログのバーチカルブラインド関連の記事を全て読むだけでもかなり勉強になると思います。

また、価格を想定しづらいという件に関しては、オススメの対処法があります。

ネットショップの注文フォームを利用する方法です。

バーチカルブラインドを知識がないままネットで購入するのはかなり難易度が高いですし、私としてもあまりオススメは出来ません。

バーチカルブラインドを取り扱うウェブショップも、そのことは重々承知のようで、なんとか注文してもらうためにかなりホームページを工夫してあるショップもあります。

バーチカルブラインドを購入するために必要な項目を段階的に表示し、一つ一つ選択することで購入まで辿り着けるようになっています。

これは利用させていただきましょう!

価格の想定に役立つショップを紹介しておきます。

ブラインド マーケット

個人的には一番わかりやすい。さすがブラインド専門店。ニチベイ・TOSO・タチカワブラインドなど、国内大手メーカーの取扱いあり。商品ページには「かんたん入力でらくらくオーダー」という入力フォームがあるので、流れに沿って入力しよう。

インテリアカタオカ

こちらも国内大手メーカーの取扱いあり。かなり情報量が豊富でホームページを読むだけでも勉強になる。特にTOSOの製品を注文する際の「簡単注文フォーム」がわかりやすい。ただ、なぜか簡単注文フォームがTOSOの商品ページにしかない。

紹介したウェブショップの注文フォームへ行き、商品を購入するつもりで、注文フォームの手順通りに進めて下さい。

あまり知識がなくても、項目ごとに説明がされているのでなんとかなると思います。完全に無知の状態だと難しいかもしれません。

全ての項目を入力すれば、価格が表示されています。大まかではありますが価格の想定ができ、予算を組む際に役立つと思います。

まとめ

次回以降の記事では、より詳細なバーチカルブラインドの情報をお伝えしたいと思います。勉強の成果が出ると良いのですが・・。

バーチカルブラインドは、知識が全くない状態だとカタログ読んでもさっぱりなんですが、ある程度わかってくるとそんなに難しい事はありません。

「何を選べばいいのか?」これさえ押さえればOKです!次回以降の記事にご期待ください。

【追記】バーチカル関連記事、更新してます!

※嫁もブログでバーチカルブラインドの記事を書いてるみたいです。ほぼ内容は同じですが、ちょっと視点が違うかな?という感じなので、宜しければコチラもご覧ください。

<嫁のブログ記事>

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コメント

  1. Yuino より:

    バーチカルブラインドを検索していたらこちらの記事にあたり、熟読させていただきました!
    残念ながら我が家はバーチカルブラインドは断念しました。
    ところで、お写真で拝見したところ、ルイスポールセンの照明をダクトレールにとてもスッキリつけていらっしゃいますが、これはプラグ自体を変更したのでしょうか?
    ダクトレールへ取り付けたいのですが、変換プラグだと見た目がいまいちで迷っていたところこの記事を拝見したもので、失礼ながらこちらにコメントさせて頂きました。
    参考にさせて頂きたいので、可能であれば購入店や価格など教えていただけないでしょうか。

    • じゃばら より:

      Yuinoさん コメントありがとうございます。

      バーチカルブラインドは断念されたのですね。
      いろいろとデメリットもある商品なので、生活環境によっては使いづらい場合もありますから、それはそれでしょうがないですよね!

      さて、ご質問頂きました、ルイスポールセンの件ですが、我が家では、ダクトレールではなく、「ペンダントサポーター」という商品を使って取り付けています。

      参考までに、我が家が購入した商品とまったく同じものの商品ページのリンクを貼っておきます。

      コチラ。
      ODELIC OA075023 ペンダントサポーター 取付パーツ

      多分、いろいろ種類もあると思うので、「ペンダントサポーター」で色々検索してみると良いかもです。