一戸建てじゃなくてマンション選びました②

マンションレビュー

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前回記事の続きです。

マイホーム購入前の我が家の事情

土地探しをしておりましたが、実は我が家には一戸建ての建築が可能な土地があります。

「あります」と言っても私の土地ではないのですが、実家の敷地内に車庫兼物置としている小屋がありまして、両親からはその小屋をつぶして使用しても良いと言われていました。

大変ありがたい事ではありますが、いくつか問題点が。

  1. 通勤に時間がかかる。(車でおよそ1時間30分)
  2. 駐車スペースを新たに確保する必要が出る。
  3. 子供の就学環境に不安がある。

 

(1)については、交通費に関してはガソリン代を実費もしくはそれを少し上回るくらい支給してもらえるので問題ないのですが、やはり少し遠い。飲み会の日なんかは車が使えないわけで、電車となると非常に不便で、2時間くらいかかりそうです。

(2)については、ご察しの通りド田舎なもんで、大人1人に車1台が必須の地域。両親の車庫をつぶすわけですから、両親&夫婦の4台分が必要になります。家庭菜園を潰してしまえばスペースは確保できますが、それもなんか寂しい。

(3)過疎化のあおりを受け、学区内の小学校に廃校のうわさも。

やはり二の足を踏んでしまう感じです。

あと、実家そのものを二世帯にリフォームするという手もありました。

ただ、私の実家は私の祖父が建てた、田舎ならではのなかなか壮大な日本家屋。リフォーム(リノベーションというべきか)と言っても相当大規模なものになりそうです。

費用面でいうと新築を上回りそうです。なにより水回り(トイレ・風呂)やLDKはリフォームしたばっかりなんですよね。やっぱりもったいない。

それよりなによりやっぱり同居はね・・。お互い気をつかうでしょ。まだ両親とも元気だし。敷地内だろうが二世帯だろうが同居は同居でしょ。やめとこやめとこ。

マンションが選択肢に入ってくる

売却前提のマイホーム探し

土地探しに挫折し、一向に進まない夢のマイホーム計画。どうしたもんかと悩んでいた最中、私の父がふと一言。「マンションなら売れるんじゃない?」

 

(*゚ロ゚)ハッ!

 

いや「マンション=売れる」と短絡的に思ったわけではないんです。必ずしも一生住む必要はないという考えが今までなかったなと気付いたんです。これにより、家探しの選択肢は一気に広がりました。

よくよく考えれば、今は両親ともに元気ですが10年後には70半ば。安全に暮らしてもらうには同居か近居が必要になるかもしれません。

両親は住み慣れた土地を離れたくはないだろうし、自分たちが移り住むことになるかも・・とは嫁ともよく話していました。

もともとマンションを選択肢に入れていなかったのは、「マイホーム=一戸建て」の短絡的な思考もあったのですが、自分の中で漠然とした不安要素がありました。

もし生涯住むとしたらあと40年?50年?その時マンションは一体どうなっているのだろう・・。

マンションの不安要素

一戸建てであれば自分の決断でどうにでも出来ます。しかし共同住宅であるマンションはそうはいきません。

大規模な修繕や建替えが必要になった時、居住者全員が同時期に高額な資金を出し合って対応するとか無理じゃないでしょうか?そもそも築50年のマンションに入居している世帯が一体どの程度いるのだろうか?

今後、こういったマンションの老朽化問題にもよりよい対策法が発案されることを望みますが、現時点ではマンションの建替えがなされた実例は非常に少ないのが現状です。

恐らく全国でも200例程度しかないのではないでしょうか。しかもそれらのほとんどが東京・大阪・神奈川などの大都市圏。かつ、ほぼ全てが「等価交換方式」という特殊な事業方式で行われています。

地方都市の一般的なマンションでは建替えられた事例がほぼないと言え、このままでは今後もかなりハードルは高そうです。

でも10年後ならどうだろう?築10年程度のマンションなら広告などを見る限りそれなりの販売価格で、需要もそれなりにありそうです。

 

マンション・・・ありじゃね?嫁も賛成のようです。

 

なかなか本題にいけません(ノД`)・゜・。続きは次回の記事で。

【追記】続き書きました。

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